REPORT_km_feb2025 | Ace Hotel Kyoto/エースホテル京都

Throw & Catch

挙式日:2025年2月
人数:69名

Ace Hotel Kyotoを選んだ理由

ここでしかできない結婚式があると思ったから。
新郎は結婚式を挙げることに消極的で、新婦は漠然と花嫁に憧れがあったものの、決まりきったプログラムをこなすのには抵抗があった。そんな思いで訪れたフェアで衝撃をうけた。催し物でただ楽しい時間にはしたくない。ゲストや自分自身の心に触れ、本当の意味で楽しく濃い時間を提供する。そして、そのためにはクリエイターが本気であななたちにぶつかってくるし、あなたたちも返してきて欲しい。というスタンスだった。
フローリスト宙さんが作業してる場を見に行った時、「今日は寝ずに飾り付けするよ!驚く顔を想像すると頑張れる!」って言ってたのが印象的だった。アットホームで本気で創造する雰囲気に一気に引き込まれた。絶対にここがいいって、その瞬間に決めた。
私たちがしたかった結婚式を言語化できてなかったけど、acehotelに出会い、完璧に惹きつけられた。

  • 当日までのプロセスで感じたこと

    高いお金を払うからには、必ず意味のある一日にしたい。まずは自分自身を見つめ、その次はお互いを見つめ、家族を見つめ、ゲストを見つめた。
    ここで結婚式を挙げなければ、一生伝えることができなかった感謝や謝罪、あの時の感情。8年付き合った私たちでもまだまだお互い知らないことばっかりだった。そんな気づきを得られたのは、当日までのプロセスがあったから。
    当日、人前式で誓った後のハグは一生忘れない。

  • 結婚式で印象に残っていること

    当日はゲストとじっくり話す時間が沢山あった。お互いの感情をさらけ出して、笑顔になったり涙したり。一瞬に感じたけど、これまでの人生を振り返るとても濃い時間になった。
    最近では、写真を撮ることが目的になりがちだけど、みんなが携帯をおいて、その場のリアルを全身で感じることができた式だった。写真は、カメラマンたつやさんが見たことない表情や姿を完璧に収めてくださった。見返すとその時の感情がこみあげる。

  • クリエイターたちについて

    出会えてない人生はもったいない。そう思わせてくれる人たち。しきたりよりも、私たちのやりたいことを一番に尊重してくれる。想いを受け取ったら必ず具現化してくれる。楽しみながらクリエイティビティを追求されていて、何よりもその目から本気度が伝わる。そのプロフェッショナルな姿に、心から魅了された。
    私たちのことを想って当日魅せてくれた空間と時間は何事にも言い難いかけがえのない瞬間で、自然と涙が溢れた。

今思うこと

結婚式を通じて2人は変わることができた。
プランナーの逸人さんと司会のやすこさんは私たちの話を沢山聞き、奥底にある感情を言葉にして何度もアドバイスをくれた。話し合いから逃げてきた私たちが、お互いを理解した上で言葉が交わせるようになり、より一層穏やかな毎日になった。お互いをこれまでよりもっと愛おしく感じることができた。
そして、家族やゲストの皆さんも真剣に私たちからの想いを受け取ってくれた。そこにも感謝しかなく、私たちの人生に皆さんがいてくれたからこそ、今の私たちがいると実感できた。当日ゲストから返ってきた、愛の溢れるアンサーレターや沢山の言葉には思い出すだけでも温かい気持ちになる。
間違いなく人生で1番の1日だった。
そんな日にしてくださった、ace Hotelの皆様、クリエイターの皆様にはこの場を借りて心より、心より御礼申し上げます。

PLANNING:髙見 逸人
DRESS & TUXEDO:Atelier de Le ciel
PHOTO:タナカタツヤ
FLOWER:仲村 宙
HAIR&MAKEUP:RYOTA・AMI
MC:坂田 やすこ
MUSIC:Studio Line