REPORT_sr_nov2024 | Ace Hotel Kyoto/エースホテル京都

IRODORI

挙式日:2024年11月
人数:45名

Ace Hotel Kyotoを選んだ理由

近年、結婚式をしないという選択をする人も増えている中、"なぜ私たちは結婚式をするのか"、“私たちにとって結婚式をする意味は何か”を二人で話し合いながら挙式会場を探していました。親族や友人の結婚式に参列するのは大好きな私たちですが、いざ自分たちに置き換えて考えると、形の決まった一般的なセレモニーをしているイメージが持てず、結婚式をすることに対して消極的でした。
そんな中、偶然Aceがウエディングを実施していることを知り見学に行くと、結婚式に対する並々ならぬ熱量を感じて圧倒されました。特に約半年かけてさまざまなクリエイターと協力しながら共に特別な1日を作り上げていくというプロセスは、ものづくりが好きな私たちにとって大きな魅力でした。「せっかく一生に一度の結婚式をするのなら、"私たちらしさ"を大切にした個性溢れる1日をつくりたい!」という思いから迷わずAceで結婚式をすることを決めました。

  • 私たちのコンセプトについて

    私たちの結婚式のコンセプトは「彩り」です。打合せで何気なく使ったこの言葉を、プランナーのかなこさんが掬い上げてくれました。私たちにとって結婚式は出発点。今は穏やかな日々だとしても、これからは辛いことや苦しいこともたくさんあるかもしれない。そんなときに結婚式を振り返り、その思い出を糧に一緒に生きていきたいという想いが込められています。私たちの人生のコンセプトにもなったお守りのような言葉です。

  • 私たちが一番大切にしたこと

    私たちにとってゲストは人生のベストメンバー。そんな一人ひとりへの想いを手紙に綴りました。書いても気持ちを受け取ってもらえるか不安で、当初は書くこと自体をためらっていましたが、人生に一度しかない機会だからこそ気持ちを伝えよう!と勇気を振り絞って挑戦しました。とても大変でしたが、一人ひとりに思いを馳せた時間は何よりも愛おしく、手紙を読んだゲストの姿や表情は一生忘れることのできない思い出となりました。

  • 私たちがこだわったこと

    音楽に一番こだわりました。単に好きな曲を流すのではなく、場の空気に合わせてゲスト全員に楽しんでもらいたいという思いから、音楽はサウンドスタイリスト・ハルさんにお願いしました。自宅での打ち合わせなど、ハルさんと共に作った珠玉のプレイリストは宝物です。お気に入りのレコードを持ち込んでホワイエの壁一面に装飾したり、乾杯・退場時にはレコードに針を落としたり、音楽が好きな私たちらしさを十分に表現できました。

今思うこと

「自分が愛している人に、こんなにも愛されていたのだ」と実感した1日でした。家族や友人の笑顔や涙を思い出すだけで心が温かくなり涙が溢れます。「結婚式をしてよかった」と心の底から思えたことに驚きを隠せません。そしてゲストへのおもてなしを大切にした式が実現できたことで、大切な人との絆をより深められました。
当日までの準備の中で、自分の気持ちを見つめ相手に伝えることの大切さを痛感しました。私たちは心の深淵を人前で表現することにどことなく不慣れで、不安な気持ちを抱えていました。それは今思い返すと自分の気持ちを相手に受け取ってもらえるのだろうか?と恐れていたのだと思います。当日までに数々のハードルがありましたが、かなこさんと司会のやすこさんがハードルの下げ方や飛び越え方を教えてくれたと感じています。
実直に向き合い続けた先には、想像を超える程の“愛”があることを決して忘れません。

PLANNING:岡 かなこ
DRESS:Atelier de Le ciel
TUXEDO:齋藤服飾研究所
PHOTO:タナカタツヤ
FLOWER:仲村 宙
HAIR&MAKEUP:RYOTA・AMI
MC:坂田 やすこ
MUSIC:Sound Couture inc.