PLANNING:一色 浴果里
DRESS:ORIGINAL & NUMBER5
SUITS:齋藤服飾研究所
PHOTO:Sakko
VIDEO:Ym
FLOWER:渡辺 礼人・安樹子
HAIR&MAKEUP:井野 雪穂
MC:坂田 やすこ
MUSIC:Sound Couture inc.
New Chapter
挙式日:2024年4月
人数:98名
Ace Hotel Kyotoを選んだ理由
エースが考える「結婚式」の在り方や向き合うプロセスを伺い「人生を変えるほどの式になる」と確信できたからです。
ウェディング業界で過去働いていた新婦にとって「当たり前だから諦めないといけないこと」が多いと思っており、結婚式をやらない選択肢もあった折、エースの結婚式を作りあげた一色さんの話を聞き、本質的な式の作り方に圧倒されました。見た目や演出などの表面的な会話ではなく、「これからの二人の人生をどんなものにしたいのか」をひたすら問われます。在り方や関係性に焦点を当てるからこそ、唯一無二の式が生まれ、私たちやゲストの記憶に刻まれ、これからの交友関係を深めるきっかけになると感じました。
また、通常の式場だと珍しい外部のプロフェッショナルなクリエイターの存在も魅力です。普段の人生では出会えない方々と結婚式というモノ・コトづくりを通し本気で向き合えたことが、自信へと繋がり、今後生きていく糧になりました。
私たちが挑戦したこと
新婦がアパレルブランドを立ち上げたい夢があること、でも一歩踏み出す自信が無いことをプランナーさんに伝えると「式を通して自信を身につける場」にすることを提案いただきました。2人で結婚式のコンセプトを設計するのに加え、新婦がドレスを1着、自身でデザイン・パターンを担当することに。ビジョンをプロと共有し共創する楽しさ、ドレスを完成させるための苦悩と経験は、胸を張り生きていけるほどの自信に変わりました。
私たちが一番大切にしたこと
かけがえのない存在である家族や友人と、「この先ももっと良い関係性を築くこと」に向き合いました。新郎新婦ともに友人や家族に心を開いて本音を伝えることへ苦手意識を持っていました。式では「たくさんの愛と感謝を素直に伝えよう」と決め、殻を破って想いをぶつけました。どんな反応が返ってくるか緊張しましたが家族や友人も心を開き、逆に私たちが多くの愛をもらい、式後は今まで以上にいい関係性を築くことができています。
クリエイターたちについて
普段は結婚式以外の第一線で活躍されている各業界のスペシャリストと取り組めることに値段以上の価値がありました。「感情を設計する」という言葉に感銘を受けました。式のコンセプトや私たちらしさと本気で向き合い、多くの議論を交わして作りあげた式は、友人たちから「映画を見終わったような気分」「こんなに心が揺さぶられた式は初めて」と言われるほど。今後も繋がっていたいと思える信頼でき、尊敬できる人間性の方々です。
今思うこと
式を終え自分を更に好きになり、素晴らしい交友関係を築くことができ、与えられたものがあまりにも大きい結婚式でした。これまでは「私なんて…」と思うことも多かった2人。新婦がずっと温めていたブランドコンセプトや人生への考えをチームに共有した時にクリエイターたちから返ってきた「感動したし共感できる、鳥肌が立った」その言葉たちが自信と勇気をもたらしてくれました。やってみたいことは全力で応援してくれ、本気でぶつかってくれるエースに感謝しかありません。
式の準備はとにかく目まぐるしく大変であると同時に充実した日々でした。その中で出会った方々や経験は一生の財産です。正直、費用は安くはありませんが、それ以上に得られた内面的な贈り物が多く、本当にエースを選んでよかったと思います。夫婦とも、家族とも、友人とも、式前とは比べ多くの愛を伝え合うことができ、豊かな人生を送れていると心から感じています。